チームで目標達成する体験をしてみましょう

臨床心理士の先生に監修していただき、参加者全員で協力し、自分たちのいる架空の町の地図を完成させるというグループワークを行いました。

 

制限時間は40分間。情報は、それぞれのメンバーに配られたカードのみ。しかもそのカードの内容は口頭でしか共有できません。他のメンバーに見せて突き合わせるような行為は禁止です。断片的な情報をいかにつなぎ合わせて町の全体像を浮かび上がらせるのか。チームワークが問われます。

口頭で伝えられた情報はメモで書き留めてもいけませんので、短期記憶が求められますし、何より自分の持っている情報をはっきりと分かりやすく全員に伝えなければなりません。相手の理解力も念頭においてのコミュニケーションが求められます。

 

誰が進行し、誰がホワイトボードに情報の断片を地図化するのか。飛び出してくる情報の整理できるひとがいるのか、冷静に誤りを指摘できる人はいるのか。適材適所の役割分担も必要となります。

 

エイエイオー!と気勢を上げて、いざ出陣です😊

不思議なもので、メンバー全員が周りの様子を確認しながら自然と役割を分担していきます。不得意な作業に挑戦するひと、それをカバーするひと。推進力を発揮するひと、後ろにまわって全体に気を配るひと。全体が行き詰ったところで説得力ある分析を提示するひと等々。


メンバー全員が論理的思考を働かせて、ひとつひとつ地図のパーツを埋めていきます。矛盾が生じたら分岐点に戻って情報を精査。裏付ける情報があったのかなかったのか確認します。なかには参加者を惑わせるための、一見不必要だと思われるような情報も含まれているようです(でも本当に不必要なのかどうか。簡単にダマされてはいけませんよ!)。

 

 

 さあ、果たして地図は完成したのか・・・💦💦💦

 

 

完成に近づいてはいたものの Time Up!!!😢

残念ながら目標達成には至りませんでしたが、想像以上に活発に情報交換、意見交換が行われていました👏 悔しさだけではなく全員にやりきった達成感がみなぎっていたのが印象的でした🌸 お互いの健闘を称え拍手し、振り返りを行ってワークは好評のうちに終了しました。

 

メンバーの感想をピックアップしてみます。

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集団でのコミュニケーション能力の難しさを学びました。今後集団でのコミュニケーションに活かそうと考えています。

もう少し積極的に話し合いに参加すれば良かったなと思いました。チーム一丸となっての目標達成のための作業は楽しかったです。

全員とコミュニケーションをとって反省点もしっかり全員で共有できたのですごく有意義な時間でした。

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ゲーム性もあって楽しみながら、チームワークの重要性を体感でき、コミュニケーションスキルも培うことができるという得ること盛りだくさんのワークでした☆★☆

機会があればまた実施したいと思います!